稲沢市ご当地グルメ開発
サクセスストーリー
稲沢の魅力をもっと多くの人に知ってもらうための、
新しいブランドづくりプロジェクトが発足しました。
プロジェクトの成功までの軌跡をシリーズでレポートします。
vol.06
稲沢カレー、未来へ羽ばたく 座談会~後編~
仕掛け人と店主たちが描く展望
ご当地グルメ開発を盛り上げる3人の市内店舗の店主たちと稲沢市観光協会・酒井さんによる座談会。後編では、成功を支えた多様な取り組みや今後の展望について話が広がります。
2023年、24年の「稲沢カレーフェス」来場者アンケートによると、2023年の来場者内訳は稲沢市民約70%に対して、2024年は市民約53%。24年は約半数の方が市外から訪れており、認知度も来場者数も拡大傾向に。店舗数も食数も増やしたため、売り切れることなくお客様には概ね満足していただけたようです。

デジタルスタンプラリーや
インスタもPR効果は絶大!
カレーフェスのようなイベントが盛り上がるのはもちろんですが、日常的にお客様が各店舗に訪れ、さらに観光の足掛かりとなるのが「稲沢ご当地グルメ開発」の目標の一つ。そこで、パンフレットや冊子を制作しつつ、2024年3月から5月まで行ったのがデジタルスタンプラリーです。「様々なお店でカレーを食べて巡ってほしくて。バージョンアップも模索中です」と酒井さん。ぜひ今後も継続を!と店主の皆さんは口をそろえます。
また、Instagram投稿キャンペーンも発信者が多く効果抜群。カレーフェスの来場にもつながったのではと分析します。

「カレーのオーダー出過ぎ問題」に嬉しい悲鳴!
持ち運びしやすい冊子も人気
「2024年11月制作の冊子も好評ですよ」と永井さん。小さめのサイズ感も相まって、手に取りやすく持ち帰ってもらえるのだとか。安藤さんは「最近ではカレー目当てのお客様が明らかに増えています。出るのはカレーばかり」とにっこり。フェス、スタンプラリー、冊子の相乗効果は絶大です。「酒井さんたち観光協会が明確な目的の元、頭を使って動いてくれる。だから結果も付いてきますよね」そんな広瀬さんの言葉に大きく頷く店主の皆さん。「ちょっと褒めすぎですよ」と酒井さん。和気あいあいの雰囲気もプロジェクト成功のカギのようです。

みんなで盛り上げたい、
稲沢の華麗(カレー)なる未来
最後に話は未来の展望へ。酒井さんは、人気投票でカレーグランプリを決める、稲沢カレーの会のような店主も主体的に関わる団体を作る、など様々な案を投げかけます。
「今は参加店を増やし企画を育てる時期。稲沢カレーはジャンルを問わないので、グランプリのような優劣は決めにくいのでは?」と広瀬さん。また「協会や組織は必要かと。ただ店主が担うのは難しいので専任の方がいるといいですね」とも。永井さんも「稲沢カレー認知に向けて、少しずつ皆で作り上げていければ」と語ります。「理想と現実は厳しいですが、できることから。皆で結束した達成感は大きいですしね」と安藤さん。
「お店もお客様も市も観光協会も満足する。その最大の効果を目指しましょう」と酒井さん。各々の想いをぶつけながら、稲沢の華麗なる未来は深みを増すのでした。




