いなざわ

稲沢バナナ園

熱帯果樹の迫力と収穫の喜びを
体感する「稲沢バナナ園」。

  • 我が子の健康と楽しみのために始めたバナナ栽培。

    「稲沢バナナ園」は、オーナーの石田さんが生家の温室に、「娘に熱帯果樹の迫力や面白さを見せたい」と思い、数本のバナナの苗を植えたことがすべての始まり。また、自分の子どもにはオーガニックの果物を食べさせたいとの思いから、農薬や除草剤、そして肥料さえも一切使ったことがありません。それでも温室の中のバナナは元気に育ち、さらに出てきた子株を植えたところ、面白いように数も増えていったそうです。それを食育活動仲間のお子さんたちに収穫してもらったのが「稲沢バナナ園」の前身です。

    たわわに実るバナナと石田さん。
  • レクチャー、収穫、熟成観察、試食から学んで。

    バナナは基本的に、苗から育てて実が成るまでに1年かかります。収穫は生育度に応じて季節を問わずできますが、一般的に夏は収穫量が多いものの大味で、美味しくなるのは秋口からだそうです。「稲沢バナナ園」では、大量に実っても一切どこにも出荷はせず、すべて収穫したお客様に持ち帰ってもらい、家庭で熟成する様子を観察し、味わってもらうことにしています。収穫前には、石田さんからのレクチャーもあります。石田さんはそうした過程すべてが、子どもたちの学びにつながると考えています。「だから『バナナ狩り』ではなく、うちは『バナナの収穫体験』をウリにしています。希望される方は、まずメールアドレスを登録してください。こちらから開催日を連絡します」とのこと。

    大きなバナナの葉をかき分け進む気分は、
    ジャングル探検隊!
  • 子どもたちの五感を刺激する、新たなアイディアも。

    温室に入った子どもたちの多くは、樹木の大きさやたわわな果実の迫力に圧倒されて歓声を上げるそうです。木から房を収穫する時には、普段は「危ないから」と子どもが使うことのない脚立やのこぎりが必要になります。親としてハラハラしつつも、大人もすぐに童心に返り、房を切り取った時は家族皆で大喜びするそうです。
    次なるアイディアを伺うと「幼稚園や保育園の園庭にバナナの木を植え、花を咲かせ、園児たちに収穫体験をさせたいです。そうすれば、育っていく様子も見てもらえますから」と意欲満々に話してくれました。

    麻袋で育てている苗は、園庭でも元気に育つ苗づくりの試作段階。

稲沢バナナ園

所在地 愛知県稲沢市祖父江町祖父江南方23

※畑のためカーナビに登録できません。
地図を参考にお越しください。

電話 080-9201-8360
開催日時 稲沢バナナ園のHPにて
要メールアドレス登録、要予約

※登録いただいたメールアドレスに
ご連絡します。

料金 大人1人1000円、小学生以下1人500円
体験所要時間 約1時間30分
稲沢バナナ園HP

稲沢魅力人

稲沢バナナ園を運営する
オーナーにインタビューしました。

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