いなざわ

稲沢魅力人vol.5 大きな目標はメダルの先にいざ!東京2020 オリンピックへ。真野由佳梨さん(左)永井友理さん(右) 稲沢魅力人vol.5 大きな目標はメダルの先にいざ!東京2020 オリンピックへ。真野由佳梨さん(左)永井友理さん(右)
  • 子どもの頃から憧れだった
    ソニーのホッケーチーム。

    ご両親ともにフィールドホッケーの日本代表選手という環境で育った永井さんは、当然のようにフィールドホッケーの道へ。そして、どうせやるなら日本代表を目指そうと決意し、ご自身が子どもの頃から優れた選手が多く、意識も高かったソニーHC BRAVIA Ladies(ソニー・ホッケークラブ・ブラビア・レディース)を選択しました。
    一方の真野さんは、小学校まではバレーボールに夢中でした。しかしある時、各務原市のホームグラウンドで、ソニーのホッケーチームが練習しているのを見て、広いコートを自由に走り回る選手たちの姿に、感動と憧れを抱き、フィールドホッケーに興味を抱いたそうです。
    現在お二人は、稲沢市にあるソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ株式会社に在籍し、平日はデスクワークの後、ホッケーの練習に汗を流しています。同じ職場の方々が、温かい応援を送ってくださるのが大きな支えになっているそうです。

    ホッケーは「好奇心」をきっかけに
    はじめられるスポーツとのこと。
    川崎重工ホッケースタジアムの
    グラウンドを走り回る、
    その運動量はさすが。

  • ホッケー教室の子どもたち
    から教えられることも。

    永井さんと真野さんは、稲沢の小学生を対象とした、稲沢市教育委員会主催のホッケー教室に先生として参加しています。子どもたちと触れ合うことで、元気をもらっているとお二人は声を揃えます。
    「子どもたちの中には、負けず嫌いの子も多くて、教えたことに対し『ここはどうすればいいの?』と的確な質問をしてきます。このままホッケーを続けたら、良い選手になるんじゃないかな」と真野さん。
    永井さんは「高みを目指していると、ついつい忘れがちになる『ホッケーの楽しさ』を改めて思い出させてもらえますね」と話してくれました。

    子どもたちにとって、いつもと違う
    体育の授業となるホッケー教室。
    それは選手たちにとっても同様に
    記憶に残る時間であり出会いなのです。

  • 稲沢の方々に夢や勇気や
    感動を与えられる存在に。

    中学生の頃から、同じチームで切磋琢磨してきたお二人。真野さんは少しだけ先輩の永井さんの背中を追ってここまで来たと感じています。永井さんも、真野さんのことを後輩というより、家族や仲間に近い存在と思っているそうです。
    そんな二人は、東京2020 オリンピックのフィールドホッケー女子日本代表チーム「さくらジャパン」のメンバーに選ばれています。「さくらジャパン」の目標はもちろん金メダル。そのメダルの先には、「自分たちを支援し応援してくれる、職場をはじめとしたすべての稲沢の方々に夢や勇気や感動を与えられる存在になりたい」という、お二人の大きな目標が掲げられています。

    永井さんに稲沢市の魅力を訊ねると
    「稲沢のいちょうはめちゃめちゃ
    きれいだった。
    海外や世界にはない
    日本独自の美しさだと
    感じます」と
    教えてくれました。

ソニーHC BRAVIA Ladies
女子日本代表 さくらジャパンMF 主将

真野由佳梨

(1994年生まれ 岐阜県出身)

東海学院大学卒業

ソニーHC BRAVIA Ladies 主将
女子日本代表 さくらジャパンFW

永井友理

(1992年生まれ 岐阜県出身)

東海学院短期大学卒業

レアルソシエダ(スペイン)所属歴あり

チーム沿革

1980年創部。1981年より対外活動を開始する。
創部以来着実に成果を上げ、2019年には全国大会通算69回目の優勝に到達。全ての全国大会で史上最多優勝回数を誇る。
またアテネ、北京、ロンドン、リオデジャネイロオリンピックなど、数多くの国際大会に多くの日本代表選手を輩出している。

高円宮牌2019ホッケー日本リーグ優勝で5連覇

第80回 全日本女子選手権大会 優勝で7連覇

第69回 日本スポーツ賞「競技団体別最優秀賞」受賞

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