いなざわ

稲沢魅力人vol.1 稲沢市を心から愛する女流漫画家。 火野蓮時さん 稲沢魅力人vol.1 稲沢市を心から愛する女流漫画家。 火野蓮時さん
  • 有名誌のコミック賞を
    2度も受賞。

    稲沢生まれの女流漫画家。現在は市内で創作活動に励むかたわら、平和町図書館でスタッフとして勤務しています。これまでにコミック賞を2度受賞し、業界からも大いに期待されています。描くのは主に少年漫画で、これは彼女の一番のファンである弟さんの影響だとか。幼い頃から絵を描くのが好きで、小学校2年生の担任からクラス通信の漫画連載を依頼されたことがプロを志すきっかけに。名古屋市内の大学に進学した頃から、本格的な創作活動をスタートさせました。

    稲沢市シティプロモーションサイト
    「わざわざ いなざわ?」描き下ろしイラストの
    完成に
    笑顔をみせる火野さん。

  • 創作活動を豊かにするため
    Uターン。

    出版社へ作品を持ち込み続けますがなかなか認められません。それでも大学卒業後、上京してプロ漫画家のアシスタントに。挫折しそうになりかけたとき、1度目のコミック賞を受賞。その後、見聞を広めるためにピースボートの船で世界一周の旅へ。この旅をきっかけに、都会での一人暮らしよりも稲沢での創作活動の方が、自分らしいと思うようになりUターンを決意。アイデアの多くは、朝起きぬけの30分や、入浴時、弟さんと漫画の話で盛り上がっているときなどに浮かぶとのこと。仕事が煮詰まったときは、家の周りを散歩して、稲沢の豊かな自然にふれることで、心身ともにリフレッシュするそうです。そして2016年、稲沢で2度目のコミック賞を手にします。

    火野さんにお会いしたのは3月下旬。
    「今だと菜の花が咲いていたり、
    桜も芽吹いてきたり、
    街並みの変化を見るのも楽しいです」と。

  • 将来は漫画で稲沢を
    盛り上げたい。

    大学では国文学を専攻したという火野さん。漫画と同じくらい日本文学も好きなので、平和町図書館での勤務を心から楽しんでいる様子です。また孤独な創作活動とは逆に、図書館では多くの人と会話ができるので、新鮮な気持ちにもなれるそうです。今後の目標を尋ねると、人の心を動かせるような作品を描いて、稲沢市を少しでも盛り上げる力になりたいと笑顔で語ってくれました。

    東京での暮らしも経験した火野さんは、
    稲沢の方が断然好きと言う。
    「のんびりしているというか、
    休まりますよね、心が。
    空も広いし」。

漫画家

火野蓮時

(1990年生まれ 稲沢市出身)

愛知淑徳大学国文学科卒業後、上京

2013年小学館「月例賞」受賞

世界一周を経験したのち、創作拠点を稲沢市に戻す

2016年小学館「新人コミック大賞」受賞

おすすめスポット

火野さんが働く
平和町
図書館をご紹介します。

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