

だから私は、
わざわざいなざわ!
稲沢のここが好き!
暮らしてみると、
どんどん気がつく稲沢市の魅力。
いろいろな人から語っていただきます。
稲沢魅力人


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手探りでたどり着いた、
ライダーへの道。最高速度はなんと約350km/h!オートバイにまたがり、真夏の鈴鹿サーキットを2~3人のチームで走る「鈴鹿8時間耐久ロードレース(鈴鹿8耐)」。そんな激戦に挑む出口さんは、稲沢市在住のプロライダーです。「きっかけは中2の夏休み。たまたまテレビで観た鈴鹿8耐に釘付けになりました」一気にレースの虜になった出口少年ですが、プロになる方法もわからない。それでも無我夢中で人伝いに聞き、免許を取って自分で走り、チームに入り、徐々に道を切り開きます。そして2000年、ヨシムラスズキより憧れの鈴鹿8耐に出場。「当時は喜びよりも、プロとして結果を残さなきゃというプレッシャーで押しつぶされそうでした」徐々に経験を積み、時には大きなケガや不調に苦しみながらも勝つ喜びを味わいます。
鈴鹿8耐は全国からファンが駆けつける
一大イベント。多くの声援や
ファンとのふれあいは、
ライダーにとっても喜びです。 -
稲沢だから整う、
メンタルとフィジカル。競技の魅力を「スピードや音はもちろん、人が最も大事にする“命と時間とお金”が掛かっている」と出口さん。オートバイ1台には多くの人が携わり、部品一つひとつにも費用が掛かります。それらをすべて背負って危険を伴うレースに挑む。そんな出口さんにとって、稲沢は特別なまち。家族がいる、頼れる友達もいる、地元ならではの安心感と都会にはない空気のよさが支えとなっているのです。
また、アマチュア時代から通うのが、祖父江の森のトレーニング室。耐久レースに備えてトレッドミルやバイクなどの有酸素運動を長時間行います。さらに、国営木曽三川公園で河川敷をランニングしたり、アスレチックを使ってトレーニングしたりと環境も万全です。レースには仲間との信頼関係も重要。
「稲沢のあたたかい地域性が
僕の中にも沁み込んで、
人間力が
育まれたのかもしれません」と出口さん。 -
目標を持って行動する大切さを、子どもたちに伝えたい。
さらに、稲沢市は全国各地のサーキットへのアクセスも抜群。移動は車が多いのですが、新幹線の駅へもスムーズに行けますし、飛行機なら中部国際空港セントレアまで名鉄国府宮駅から特急で一本。世界中どこにでも行ける便利さも魅力です。
現在、現役ライダーと並行して、ホンダのスクールで10歳から17歳の子どもたちに自分のスキルを伝授する出口さん。ライダーに関わらず、子どもたちには夢や目標を持つことが大切と語ります。「さらに、目標ができたらまず行動してほしい。そのプロセスも財産になりますよ、色々なことにチャレンジできる稲沢の環境をどんどん活かしてくださいね」と出口さん。その歩んできた道のりこそが、子どもたちの夢への道しるべとなっているのです。Honda Racing School Suzukaでは
子どもたちと一緒に走ったり、
個々にアドバイスしたり。
未来の世界チャンピオンを育てるべく
サポートします。
SANMEI Team TARO PLUSONE プロライダー
出口修
(1973年生まれ 稲沢市在住)
【戦績】
○世界耐久選手権 鈴鹿8時間耐久ロードレース
参戦チーム:ヨシムラスズキ、ウィダーホンダ、桜井ホンダ、FCC TSR HONDA、セブンスターホンダ(HRC)、OSGフェニックス、PLOT、エヴァンゲリオンレーシング
最高位:クラス優勝2回 総合4位2回 5位2回 6位2回 7位1回
○世界耐久選手権 ル・マン24時間耐久ロードレース 2013年:総合9位
○世界耐久選手権 ボルドール24時間耐久ロードレース 2016年:総合3位 2019年:クラス2位
※2023年11月時点取材に基づいた記事です。
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今後もさまざまな情報を発信予定!
お楽しみに!