いなざわ

vol.01

また食べたくなる!
来たくなる!をめざして

ぎんなんや植木、国府宮はだか祭などで知られる稲沢。でも、もっと広くまちの魅力をアピールし、より多くの観光客を呼び込みたい。そんな思いから、誰もが気軽に楽しめる「食」をフックにした新たな魅力づくりのための一大プロジェクトが始動しました。新しいご当地グルメの考案、その定着と周知を段階的に実践していく3年計画。市民も巻き込んで“稲沢の新ブランド”を生み出し、一年を通して多くの人が繰り返して訪れたくなるまちへの進化を目指すとのことです。

会議のイメージ

市民の声でつくる
稲沢の新ブランドって?

6月29日(水)、第1回稲沢ご当地グルメ開発委員会が開催されました。参加者は、稲沢市役所、観光協会、商工会議所のほか、地元企業や旅行会社など。プロジェクトの趣旨や具体的なスケジュールなどについて確認したほか、いなざわ観光まちづくりラボで開催されたミーティング・発表の動画も全員で視聴。「金時しょうが」「鶏のレモン煮」「稲沢カレー」など、市民を中心にしたラボのメンバーから出たアイデアを委員会でも共有しました。また、地域ブランドと食を軸にした地域プロモーションの手法についても討論。重要なのはモノよりコト、さらにイミへ。参加者たちは、体験に価値を見出す消費行動に応え、満足度を高める施策が必要であることを確認し合っていました。

アイデアのイメージ

ヒットのヒントを市民が共有

8月10日(水)には、観光協会が特別講演会「稲沢市ご当地グルメ開発に向けて 〜地域発ヒット商品の作り方〜」を開催。日経BP総合研究所SDGsラボ上席研究員の渡辺和博氏が講師を務め、消費者目線のものづくりやヒット商品を生むための開発プロセスなどについてレクチャーしました。関係者や地元の人たちなどが会場の稲沢市勤労福祉会館に集まったほか、オンラインでも多くの人が聴講。ブランドづくりに必要な視点や知識を参加者が共有する良い機会になったようです。プロジェクトは始まったばかり。今後の動きに期待が高まります。

講演会のイメージ
稲沢市ご当地グルメ開発
サクセスストーリーの
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